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第27回:自分を知ろう27:体側チェック(2017年9月21日放送分)

前回は、「ハイハイ姿勢チェック」でした。股関節の屈曲と腰椎の伸展の動きが必要で、背骨が動かずに頸椎の伸展だけだと首に負担がかかります。パソコンやスマホなどをよく使うことで、気づかないうちに背中が丸まりストレートネックなど問題が起こらないように、日頃から背骨をしなやかに動かしましょう。

  今回は体側のチェックをしてみましょう。今回は背骨を左右、横に曲げる動きのチェックです。
では、さっそくチェックをしてみましょう。


メニュー①:体側チェック


ペアでチェックしましょう。
壁に背中をつけて気をつけの姿勢で立ちます。
右腕を挙げて腰を右へシフトしながら身体を左へ倒していきましょう。
どこまで倒すことが出来ますか?上腕のラインの角度でチェックしましょう。

◎90度倒れる(野球レベルはここ必要)
○60度倒れる(半分以上倒れる)
△45度倒れる
×45度以下しか倒れない

〇半分以上(60度以上)倒れるが健康レベルです。半分も倒れない人は問題が起こる可能性があります。
このチェックでは、腰と手足のしなやかさがわかります。ゴルフやテニスなど、身体のしなやかさが必要です。このしなやかさを使いたい人には、背骨の左右の動きは大切な動作です。体幹を左右に運動すると同時に腕や足も左右に連動していることが機能的な動きと言えます。


メニュー②:改善コンディショニング1:魚の体操


仰向けに寝ます。朝お布団から出る前に背伸びをするようなイメージで、手足を上下に伸ばし気持ちよく背伸びの動作をしましょう。
右手と左脚、左手と右脚を同時伸ばし、交互に行いましょう。10回が目安です。
その後最後にすべて伸ばして背伸びをしましょう。
背伸びはうつぶせで行うこともおすすめです。

背伸び、あくびは、ヨガやストレッチの元になった運動です。
布団で背伸びをすることはとても健康なことです。手足を伸ばすことは基本であり、背骨が伸びます。水泳では自由形が花形スターです。手足が伸びる人達です。実際に速く泳げる選手は手足の長い人達ばかりです。


メニュー③:改善コンディショニング2:とかげの体操


うつ伏せに寝ます。肘を下に下げた状態で膝を左右交互に肘に向かって曲げ伸ばしします。10回を目安に行いましょう。ゆとりのある方は、手を頭の後ろに組んで左右交互に膝を肘に向かって曲げ伸ばししましょう。さらに余裕がある方は、肘を張り、腕立ての姿勢を保って行いましょう。
体力に自信のある方は、腕立てをしながら行います。(大久保さんのみ)
下に下がった時に膝を曲げ、上に戻る時に腕立ての姿勢に戻ります。腕立てが難しい人は、腕立ての姿勢から下に下がり寝た状態で膝を上げてみましょう。

では再チェックしてみましょう。先ほどよりも倒しやすくなりましたか?

手足と背骨がうまく使えないと背骨(体幹)が硬くなります。
人間は背骨から手足が発達したので、背骨の動きと手足の動きが合っていないと問題が起きやすくなります。今回の体操は背骨と手足の動きをしなやかに繋げる効果があります。

前回は生まれてから立ち上がりの発達過程におけるハイハイ姿勢をご紹介しました。今回は、生物の進化に沿った発達段階に沿ってチェックや体操を実施しました。背骨の左右の動きは魚、背骨が動くと股関節も動き、両生類、爬虫類の動きとなっていきます。

人間と違って魚やとかげは動きが限られていますから、その分、できる動きに特化しています。人間は二足歩行が出来るようになった分、背骨への負担は大きくなり、背骨しなやかさが低下し、肩こりや腰痛などの問題も起こりやすいと言えます。日頃から積極的に動かしていきましょう。


~今日の一言~
「クネクネ背骨でしなやかに進化!」





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