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第35回:自分を知ろう35:背中~首周りのコンディショニング②
(2018年1月18日放送分)

前回は「背中から首まわり」がテーマでした。猫や犬が必ず寝て起きたらやる背伸びで気持ちの良い運動です。動物は本能的にやっている運動なのですが、人もこの簡単な体操で与えられる身体への刺激は、身体だけではなく脳や心にも刺激を与え活力が高まるという話をしました。

今回も、「背中~首まわり」をテーマです。
犬や猫が前回の体操(猫のポーズ)の次にやる体操です。
お正月が明けてしばらく経ちますが、まだコンディションが崩れている方が多くいらっしゃいます。ごろごろしていると背中~腰まわりのコンディションは崩れがちですので、今回の体操でお正月前の身体に戻しましょう。
今回も背中~首周りのチェックとコンディショニングを行いましょう!


メニュー①:上体反らしチェック


以前にも実施しているかと思いますが、動きを丁寧にチェックしてみましょう。
まず、うつ伏せになって、手を付いてゆっくりと背中を反らせていきます。
反らせると股関節が伸展し、その後腰椎、胸椎と伸展してきれいなカーブを描いていきます。健康な方が胸が張れた状態になると、肩と頭は、姿勢良く立っている時と同じようになるはずです。
きれいなアーチが描けていますか?

◎60度以上反れ、きれいなアーチを描けている
○45度程度反れる。きれいなアーチラインが描けている
△30度程度反れる。あるいはアーチラインが崩れている
×30度も腰が反れない。少し反ろうとしただけで違和感や痛みがある。

この動作は、犬や猫が目覚めた時に気持ちよく行っています。
上体反らしをすることで、腰を入れる動作が出来るかどうか確認することができます。腰がうまく入らないと、腰痛だけでなく、肩や首まわり、ひざや足首まで全身に問題が発生しやすくなります。
腰が入ると、腰と股関節を連動させることができて、腰への負担が軽減し、よりよい動きと日常を快適に過ごせる健康管理に繋がります。


メニュー②:体操


8パターンあります。それぞれ深呼吸をしてリラックスしながら10回ずつしていきましょう。
痛みがある人は無理をしないようにしてください。
体操後、正しい姿勢がとりやすくなるように行いましょう。

① ハイハイの姿勢で、上体を左右に動かしましょう。

② その姿勢のまま、今後は上体を上下に動かしましょう。

③ 左右交互に曲げます。

④ 上体をまわします。両方向交互に行いましょう。
股関節に体重がバランス良く乗ることで腰が安定します。動物(四本足)の動きで手足を機能的に改善し、股関節~腰まわりの動きをよくします。元気に動かしすぎて、バランスを崩さないようにしましょう。

後半は、バナナ体操です。

⑤ うつ伏せに寝てバンザイをしてバナナのように右方向に体を曲げカーブを描いて寝ます。ペアがいる場合は、ペアが足と手を動かして身体をカーブさせます。その姿勢のまま深呼吸をしながらリラックスしていきましょう。深呼吸3~5回が目安です。

⑥ 逆方向で同様に行います。

⑦ ⑤と同様に右の方向へ曲げ、左足首の上に乗せクロスした状態で寝ます。

⑧ 左方向でも同様に行いましょう。右足首を左足首の上に乗せます。

最後に、深呼吸をして終わります。

では再チェックしてみましょう。先ほどよりもやりやすくなりましたか?

腰を反った時に、腰のアーチができていなかったり、腰まわりの筋肉が硬いことで腰につまりや違和感を覚えたりする方は多くいらっしゃいます。腰が入らないと、立ち姿勢でも疲れやすくなり姿勢が崩れ、他に問題が発生する可能性も高くなります。また、上体反らしをして、片方の腰だけが痛いという方は、バランスが崩れている可能性があります。
今のうちから状態を整え、この1年元気に過ごしましょう!


~今日の一言~
「腰のアーチは全身の健康バロメーター!」





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