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第36回:自分を知ろう36:肩のねじり(2018年2月1日放送分)

前回は「背中から首まわり」がテーマでした。猫や犬が必ず寝て起きたらやる背伸びで気持ちの良い運動です。動物は本能的にやっている運動なのですが、人もこの簡単な体操で与えられる身体への刺激は、身体だけではなく脳や心にも刺激を与え活力が高まるという話をしました。

今回も、「背中~首まわり」をテーマです。
犬や猫が前回の体操(猫のポーズ)の次にやる体操です。
お正月が明けてしばらく経ちますが、まだコンディションが崩れている方が多くいらっしゃいます。ごろごろしていると背中~腰まわりのコンディションは崩れがちですので、今回の体操でお正月前の身体に戻しましょう。
今回も背中~首周りのチェックとコンディショニングを行いましょう!


メニュー①:結帯チェック


姿勢よく立ち、親指を立て、手の甲を背中にあて、背骨に沿って親指を出来るだけ高い位置に挙げます。
首の付け根(服だと襟の縫い目あたり)から親指までの距離を測ります。 メジャーがない場合は手を利用して測りましょう。グーが約10㎝、親指と人差し指のチョキが約15㎝、パーの親指から小指で約20㎝として測定をします。

評価
◎親指がグー以内に入る
○親指がチョキ以内に入る
△親指がパー以内に入る
×親指がパー以上離れている。

特に30㎝以上離れている人は要注意です。

結帯チェックで硬さがある方は、肩回り、結帯が硬い状態であり、四十肩、五十肩などの肩の問題につながります。スポーツでも肩のねじりはとても重要で、野球(特にピッチャー)や、バレーボール、バスケットボール、テニスなど、繰り返し肩を動かす競技の選手には関係の深い部分です。この部分が硬くなると可動域がせまくなり、肘が挙がらない、肩が大きくまわらないなど、肩や肘の傷害にも繋がります。緊張やストレスをいつも感じて生活されている方なども、日頃から肩周りを柔らかくしておくことでコンディションを上げることが出来ます。


メニュー②:コンディショニング


今回も8パターンあります。肩甲骨や背中をうまく動かして首や肩がこらないように注意しましょう。それぞれ深呼吸をしてリラックスしながら行いましょう。
特に痛みがある人は無理をしないようにしてください。
気をつけの姿勢で行います。
①手のひらを外に向けて肘の表面を外に向けるように肩を外にねじります。この時、胸を張り肩甲骨を寄せた状態で行います。これを4回行いましょう。

②次に腕を横に挙げた状態で手のひらを上に向けて肘の表面も上に向けるように肩を外にねじります。その時、胸を張ります。これを4回行いましょう。

③次はバンザイをして真上に腕を挙げた状態で手のひらを後ろに向けて肘の表面も後ろに向けるように肩を外にねじります。これを4回行いましょう。

④前後に腕を振ってブラブラさせ力を抜いてリラックスします。

⑤:①と同様に、手のひらを外に向けて肘の表面を外に向けるように肩を外にねじります。この時、胸を張り肩甲骨を寄せた状態にします。その後、肘の表面が外に向けた状態のまま手のひらを内に戻します。これを4回行いましょう。

⑥:②と同様に、腕を横に挙げた状態で手のひらを上に向けて肘の表面も上に向けるように肩を外にねじります。その時、胸を張ります。その後、肘の表面が外に向けた状態のまま手のひらを内に戻します。これを4回行いましょう。

⑦:③と同様にバンザイをして真上に腕を挙げた状態で手のひらを後ろに向けて肘の表面も後ろに向けるように肩を外にねじります。その後、肘の表面が外に向けた状態のまま手のひらを内に戻します。これを4回行いましょう。

⑧前後に腕を振ってブラブラさせ腕の力を抜いてリラックスします。
最後に、深呼吸をして終わります。

では再チェックしてみましょう。先ほどよりもやりやすくなりましたか?
上手く肩甲骨が動くことが大切で、適度に動かすことが改善に繋がります。肩甲骨が動くと姿勢も改善されますし、腕も使いやすくなります。
結帯の柔軟性が改善されることで、姿勢が良くなることで気分もスッキリ改善され、腕が強くたくましく器用に使えるようになります。


~今日の一言~
「結帯の改善で、気分スッキリ器用さアップ!」





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