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第42回:自分を知ろう42:軸をつくろう②(2018年4月5日放送分)

前回は、軸を作ろうということで、これまでコンディショニングしてきたお尻の横の外転筋、内ももの内転筋などの股関節周りの筋肉を機能的に使い、しっかりした軸があると、まっすぐに立てて歩けるようになり頭がぶれない人間らしい姿勢や歩行が身につきますよというお話しでした。

今回も引き続き「軸を作ろう②」をテーマにしたいと思います。
では早速チェックから始めてみましょう。


メニュー①:片足立ち姿勢チェック


ペアでチェックします。
気を付けして立ちます。前回は正面からチェックをしましたが、今回は横から姿勢をチェックしましょう。
まずは、気をつけの姿勢がまっすぐになっているか見てみましょう。
次に、気をつけの姿勢を崩さずに、片足を上げた姿勢をチェックします。
足をあげた瞬間に、身体が前後にずれないほど軸がしっかりしています。

◎耳~肩~股関節~足のくるぶしのサイドラインがまっすぐ
○耳~肩~股関節~足のくるぶしのサイドラインに少し崩れがある
△腰が引けたり、反ったりして、耳~肩~股関節~足のくるぶしのサイドラインに大きな崩れがある
×ふらついて静止出来ない

前回はその場での立ち姿勢から動くことで軸がぶれないようにしました。今回2日目は軸を動かしても保てるようにしていきたいと思います。この動きが“移動”です。軸がキープするところから、軸を正しく移動させていくというイメージです。それが出来れば楽に移動できるようになっていきます。年齢とともに軸もぶれやすくなります。例えば、俳優さんが老けた役になる場合、耳の位置を前にして歩く動作をすることでそのような動きに見えます。

ではやってみましょう。


メニュー②:コンディショニング


自分の体力に合わせて、無理のない範囲で行いましょう。
今回も8パターン行いましょう。
気持ちよくやれる範囲で行いましょう。

① 右足を横に30㎝出して、右足に体重移動しましょう。姿勢を保って記をつけの姿勢になります。次に左足を横に30㎝出して、姿勢を保って両足で立ちます。まっすぐの姿勢のまま行います。交互に10回行いましょう。慣れてきたら大股(40㎝、50㎝~)にして行ってみましょう。

② 右足を横に30㎝出し、左足をもも上げしながら、右足だけで姿勢良く立ちましょう。次に左足を横に30㎝出し、右足をもも上げしながら、左足だけで姿勢良く立ちましょう。特に腰が引けないように気をつけて、まっすぐ立ちましょう。慣れてきたら大股にして行ってみましょう。

③ 前後に動いてみましょう。気をつけの姿勢から右足を前に30㎝出します。次に右足をそのまま後ろに引いて、後ろに30㎝ステップします。徐々に大きくしてやってみましょう。

④ 同様に、左足でも行います。

⑤ その場で軽く膝を曲げます。スクワットの動作ではなくて、姿勢をまっすぐのまま保って行います。

⑥ その場で軽く膝を曲げた姿勢から、前に足を出して膝を曲げてみましょう。その場で軽く膝を曲げた姿勢に戻り、次は後ろに右足を出し膝を曲げてみましょう。頭の高さを一定にして前後交互に行います。

⑦ 同様に、逆足でも行いましょう。

⑧ その場で軽く膝を曲げた姿勢から、左右交互に膝を曲げて行ってみましょう。

最後に深呼吸をして終わりましょう。

再チェックをしてみましょう。どうですか?軸を感じることが出来ましたか?

赤ちゃんの首が据わるようになった時が、一番理想的なポジションと言われています。ですので、その位置をキープすることが大切です。スポーツ選手は、動きながらでも軸がぶれず、頭の位置も適格なため、脳も直観的にうまく働き、高いパフォーマンスができるんです。動きながらの身のこなしが美しいと、いい結果になるということですね。


~今日の一言~
「軸のある、美しい身のこなしを!」





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