ブライトボディトップページへ インフォメーション 事業内容 会社概要 BB Sports Net

第43回:自分を知ろう43:重心を感じよう(2018年4月19日放送分)

前回まで「軸を作ろう」というテーマでした。 外転筋、内転筋などの股関節まわりの筋肉を機能的に使うことで、ぶれずにまっすぐに立てたり歩けたりすることで、頭の位置を的確にして、脳も活性化しましょうというお話しでした。

今回は「重心を感じよう」をテーマです。

身体の中心はだいたいおへその下あたりです。水中で仰向けになって身体を浮かせたときに浮いてくるのが、重心のあたりです。
重心のことをボールで考えてみますと、ピンポン玉やバレーボールの中心には空気だけしか入っていないので、ボールがとんでもない動きをすることがあります。中心に芯が入っている野球ボールなどは安定しています。
人間も、重心がふらつくことでバランスを崩しやすく、怪我をしやすい状態になりますし、重心への意識を持つことで安定するようになるのです。 では早速チェックから始めてみましょう。


メニュー①:うつぶせ重心チェック


今回のチェックはイスを使ってチェックしてみましょう。
イスの上にクッションやタオルなど置いた方がやりやすくなります。
おへその下をイスの中心になるようにうつ伏せに寝てバンザイをします。
その姿勢で安定したら、腕を下していって気をつけの姿勢を取ります。
その状態をチェックします。

◎簡単に気をつけの姿勢がとれる
○少しふらつくが気をつけの姿勢がとれる
△常にふらつく
×できない

日頃から重心を意識してコントロールしているか、無意識化でも重心をコントロールできているかのチェックです。
これからするコンディショニングでも、お腹が重心になっているという意識を持ちながらすることが大切です。


メニュー②:コンディショニング


先ほどのチェックのイスとクッションなどをそのまま使います。
自分の体力に合わせて、無理のない範囲で行いましょう。
今回も8パターン行いましょう。
気持ちよくやれる範囲で行いましょう。

① イスの上で、ハイハイの姿勢になって、右足を上げてゆっくり下します。次に左足を上げてゆっくり下します。交互に5回ずつ行いましょう。

② 右足を上げたらそのまま左足を上げて両足をそろえて上げた状態になります。そのまま両足を同時に下しましょう。次は左足から上げて、その後右足を上げて足を揃えて、同時に下します。交互に5回ずつ行いましょう。

③ 両足を同時に上げて下します。

④ 両足を同時に上げたら、上げたまま両足を横に開脚して、閉じて開いてを交互に行います。

⑤ 右足を上げる時に、左腕も同時にバンザイしましょう。両方下したら、今後は左足を上げながら右腕も上げて、下します。左右交互に行いましょう。

⑥ 左肘を曲げて手を頭の後ろに置きます。そのまま、右足を上げながら左ひじを上げ、胸を張り、戻します。

⑦ 左足と右手でも行いましょう。

⑧ 両腕・両足を上げてスーパーマンが空を飛んでいるような姿勢を作り、同時に下します。

最後に深呼吸をして終わりましょう。

再チェックをしてみましょう。

簡単そうですが、結構しんどかったかと思います。
重心を中心にバランスを取るのには、ある程度の筋力は必要です。
例えば、綱渡りをイメージしてもらうとわかるかもしれませんが、常に重心を捕まえてバランスを取ることに集中しているような感覚ですね。
重心を意識して、バランスに集中すればするほど簡単な運動もレベルの高いトレーニングになります。
年を取ると筋力と脳力が落ちやすいのでバランスが悪くなりがちです。
逆に言えば、重心とバランス感覚がよければ、年を取っても動きが良くなります。
ですので、ぜひ重心を意識しながらバランスの体力づくりをしましょう!


~今日の一言~
「重心を感じて、アンチエイジング!」





←掲載記事一覧に戻る